中野Gのスレッド

好きに書く日記でもあり、真面目に振り返る活動記でもあり、未だ見ぬ何かへのマイルストーンでもあります。

田中光 PV④:『群青 feat.輪入道』の思い出

アルバムリリース、戦極14章、フリースタイルダンジョン出演と、表立ったイベントは一段落しましたが、まだまだ田中光PVリリースは続きます。
先日ツイートしましたが、改めて言っておきたいのと、上手いこと言ってやろうと思って地味に1時間くらい考えたツイートなので転載します。努力の爪痕です。

そんな感じで、先日新しいPV『群青 feat.輪入道』がリリースされました。
輪入道パワーなのか、リリース2日ほどで早くも再生数10000を突破し、それに伴って他の田中光PV群も視聴されているようですね。という訳で、今回も思い出を書いておこうと思います。

www.youtube.com

 

①準備
実はこのあたりから、制作とリリースの順番が食い違ってきいます。制作順で言うと、
『探求』→『anti fashion』→『vibe remix』→『群青』→『?(今後リリース)』→インタビュー→『live』
という順番になっており、本作『群青』は新規で撮ったPVでいうと二作目に当たります。

さて本作なのですが、実はどういった感じのPVにするか、非常に悩みました。
というのも、個人的な感覚ではありますが、音源を聞いた印象が「トラックは内省的で、リリック的にも内面を掘っている内容だが、一方で発されている言葉には熱を感じる」というものだったからです。言わば、「動きは止まっているのに、心は燃えている」といった感じです。
相反するこの感覚に、「一体この曲をどう解釈すればいいのか?どちらに寄せて表現すればいいのか?」と立ち止まってしまいました。

どんな状況でラップをしているのだろうか…と考えに考えた結果、自分の中でしっくり来る結論が浮かびました。
それは単純ながら「夜寝る前、これからの事を考えている」です。身体的な動きは止まり、状況的には静かではありながらも、心が燃えているという構造に納得がいくシチュエーションでした。

しかしながら、夜というシチュエーションだけ考えると前作『anti fashion』と被ってしまします。差別化をどうやって図ろうかと考えていたところ、ちょうど役者の知人と飲む機会があり、その時にドラマパートを挟むというアイデアを思いつきました。
群青だけに群像劇、そして最後に全員が合流したら面白いのではないかという考えのもと、制作を開始しました。

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②撮影
撮影は、ラップパート・ドラマパート合わせて、夜間から朝にかけての7-8時間で行いました。3-4箇所を転々としながら、撮っては移動といった感じです。時間との闘いかつ最初のロケ地で押してしまったため、かなり焦っていました。

そして合流した輪入道さん。バトルやTV番組でのイメージがあったので、正直緊張していたのですが、会ってみるとビックリするくらい礼儀正しい方でした。そして映像的な動きにもパンチが効いていて、動きのタイプという意味でも田中さんといい感じのコンビが組めていました。(田中さんがスピードタイプ、輪入道さんがパワータイプみたいな)
特にラストの決めは非常にかっこ良かったですね。

色々な場所を転々としながら撮りましたが、やはり印象深いのは、全員が合流するラストの長回しでしょう。これは1カットで練習含め2-3時間使ったと思います。
また本番カメラはバッテリーの消費が非常に早かったので、まずは仮カメラで動きとタイミング・演技を合わせ、完璧にしてから本番カメラを使いました。
『live』とは異なり、離れた場所から5人がタイミングを合わせて動き、カメラの移動距離も長かったので非常に苦労しましたが、5人の協力もあって理想通りのカットになりました。

ちなみに役者については、事情があり顔や名前が出せないということで、「どこかの誰か」的な匿名感のあるものにしました。撮影的に若干難しい部分もありましたが、いま考えれば曲とのバランス的に、この匿名感はちょうど良かったのではないかと思います。

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③その後〜編集

長回しのラストを終えた午前3時頃。我々は一仕事終えて、24時間営業の居酒屋で飲みまくりました。ちなみに役者陣はHIPHOP好きで、憧れの田中光&輪入道と会えて大喜び。どこからともなく取り出したテキーラを飲みだし、文字通りベロンベロンでした。

その後編集を始めたのですが、どうもドラマパートがしっくり来ない。
かなりシビアなスケジュールで焦っていたことに加えて、長回し撮影後は少し気が緩んでしまった故の、素材の甘さだったのではないかと思います。なので申し訳ないながら、役者パートのみ再撮影させてもらいました。

そして編集ですが、計5人の映像を均等に配分して組み立てないといけないので、構成には苦労しました。役者ばかりで肝心の二人が霞むのは本末転倒だし、逆に「役者いる意味ある?」と思われたら逆の意味での本末転倒です。
悩みに悩んだ結果、この構成でフィニッシュしましたが、YouTubeのコメント欄を見る限りは大丈夫だったのではないかと思っています。

 

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(役者は身バレ禁止のため隠します)

 

というわけで出来上がった本作。打ち上げも非常に盛り上がり、楽しい飲み会でした。
それではまた。