中野Gのスレッド

好きに書く日記でもあり、真面目に振り返る活動記でもあり、未だ見ぬ何かへのマイルストーンでもあります。

全力の息抜き『NERF DO -a new translation of Budo-』の思い出

忙しいと優先度が下がってしまうので、空いている時間に記事は書かねばなりません。

先日、自分が監督した作品『NERF DO -a new translation of Budo-』を公開しました。
これは世界的な銃型ホビー・NERFを使ったファンフィルムになりまして、自分にとっては「全力の息抜き」として作った動画です。

www.youtube.com

 

①経緯

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怪人カメレオール。
彼は自分の映画『さらば大戦士トゥギャザーV』から生まれたキャラクターなのですが、撮影後に独自活動を開始。現在ではよく分からない立ち位置に立つキャラクターとなっています。

そんなカメレオールからNERFの動画を作りたいと持ち掛けられたのですが、その場のノリで快諾。ただ海外では「nerf war」と呼ばれる戦闘動画が山のようにあり、クオリティ的にも太刀打ちできない動画も多々あったため、自分の戦い方を探すことから始めました。

色々と考えた結果たどり着いたのが
「めちゃめちゃ和風にする」
日本でしか撮れない、日本風のNERF動画にすることで、nerf warとの差別化を図る

「実際遊べる特殊な戦いをする」
変わった撃ちあいをする事で差別化を図り、かつあわよくば視聴者が真似できるようなものにする

この二つのコンセプト。これを軸に「全力の息抜き」が始まったのです。

 

②準備

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じゃあ実際どうするかと考えた結果、架空の武道を作ることにしました。
イメージは居合切りで、一発の比重を高くして読み合いが長くなり、静と動の差がはっきりあるイメージ。そこから逆算して、弾数制限や決められたエリアから出られないルールを設定しました。またキャラクターも分かりやすくしたかったので、師範・道場破り・審判といった感じのシンプル配置にしました。

そして知人経由で役者がみつかり、一回限りのリハーサル。実際に本気で試合をする様をドキュメント的に撮ろうと考えていたのですが、いざ実際試合をしてみると、最短距離で勝ちを目指すため動きが地味になってしまいます。あまり映像的に面白くならないので、途中でコンセプトを捨てて台本を書くことにしました。

それと並行してロケ地探し。全力ですが息抜きなので、本企画にお金はかけられません。本当は道場を借りたかったのですが、金銭的に厳しいので都内の安い和室を借りました。

 

③撮影

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参加者のスケジュールの関係で、撮影は午前中x2日で行いました。時間で計算すると合計6時間ほどですね。しかしながら、使用した素材はほぼ二日目のものしか使っていません。というのは、一日目の撮影が個人的に大失敗に終わったからです。

「良い素材が撮れなかった」という方向の失敗だったのですが、要因としては「ロケ地にも機材にも慣れておらず、柔軟な選択ができなかった」「セッティングに時間がかかる割には細かすぎるカット割を計画してしまった」「リハから日数が空いてしまい、演者側も動きの確認が必要になってしまった」といったところですね。

一日目が終わり「これはいかん」と思った自分は、急遽リハーサルを追加。カメラワークも含め、再度のシミュレーションを行いました。そして実質全てをやり直す覚悟で臨んだ二日目。反省点があるにはあるものの、結果としては大勝利で終わりました。

 

④編集

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編集も極力日数を割きたくなかったので、かなりスピード重視で行いました。
そんなスキルは持ち合わせていないものの、音楽も自分。メロディは作れないので打楽器のみ、和太鼓の音源をダウンロードして組み合わせました。また海外ウケを狙いたかったので、すべての台詞とテロップにはグーグル翻訳とネット辞書を参考にした英語字幕も付けました。

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といった感じで出来上がった本作。
海外からの反応を期待しつつ、じっくりと再生を伸ばしていけたらと思います。